今回は末梢静脈路確保に用いる道具をまとめます。サーフロもスーパキャスも留置針の名前です。
使い分け
完全に好みです笑
病院によって採用しているものが分かれるようです。
私の病院では手術室ではサーフロ、病棟ではスーパーキャスを使用しています。
サーフロ
サーフロはテルモ社が製造している留置針の商品名です。
TERMO CORPORATION
こんな感じです。逆流防止弁が付いていないので、油断しながら内筒を抜くと血が吹き出します笑
スーパーキャス
スーパーキャスはメディキット株式会社が製造している留置針の商品名です。
GOOD DESIGN AWARD
スーパーキャスは逆流防止弁が付いているものと付いてないものがあるようです。私が使っているものは逆流防止弁が付いています。
太さ
留置針はG(ゲージ)という単位で太さを表します。数字が大きいほうが細くなります。
よく使うのは20G、22G、24Gです。
- 20G ピンク
- 22G 青
- 24G 黄色
となっています。これはサーフロもスーパーキャスどちらもです。
ちなみにオペ室で18G(緑)を使うことがあります。
静脈路確保(ルート)のコツ
- 触知できる血管を探す(目視ではない)
- 焦らない
- 回数をこなす
これだけです。どうしても取れない時もあるのでその時は粘らずに他の人に変わりましょう。俺の場合3回やってダメなら交代するようにしています。
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