グラム陽性球菌の耐性

医学用語

グラム陽性球菌で主な耐性菌をまとめてみました。なお、

  • S.aureus:黄色ブドウ球菌
  • S.pneumoniae:肺炎球菌
  • E.faecium:腸球菌

です。

MSSA

”Methicillin-sensitive S.aureus”の略で日本語では『メチシリン感受性黄色ブドウ球菌』です。

ペニシリナーゼ産生型によって耐性が生じています。ペニシリナーゼとは簡単に説明すると、ペニシリン系抗菌薬を分解する酵素です。ペニシリン系抗菌薬が無効なので、CEZ(セファメジン)などの抗菌薬で治療します。

MRSA

”Methicillin-resistance S.aureus”の略で日本語では『メチシリン耐性黄色ブドウ球菌』です。

βラクタム系抗菌薬の標的であるPBP2が変異して耐性を生じます。βラクタム系抗菌薬が無効になるので、VCM(バンコマイシン)などで治療します。

PRSP

“Penicillin-resistance S.pneumaniae”の略で日本語では『ペニシリン耐性肺炎球菌』です。

低親和性のPBP産生により耐性が生じます。

VRE

“Vancomycin-resistance E.facium”の略で日本語では『バンコマイシン耐性腸球菌』です。

壁合成作用点の変化で耐性を生じます。

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